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第７話〜第９話
第９話 涙のシンデレラ
「第７話 過去との別れ」のあらすじ・「第８話 ただひとつの愛」のあらすじ
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チョンソ以外の女性、チスを愛していることに気付き、その気持ちに押し潰されそうになって泥酔してしまったソンジュは、おぼつかない足取りでチスの所へ行き、「倒れてしまいそうだ」とチスに切ない気持ちをぶつける。
チスは、ソンジュではなくチョルスと生きることを決心していたが、そんな気持ちとは裏腹にソンジュを愛しいと思う心を抑えられず、彼を抱きしめる。
だがそんな自分に驚き、曲が終わると同時にソンジュを置いてクラブから逃げ出してしまう。
チスがクラブから飛び出し、チョルスの元へ走っていると、またしてもユリの車に轢かれかけてしまう。
だが、この事故をきっかけにチョンソの記憶がフラッシュバックし、徐々に蘇っていく。
そして、自分が本当はハン・ジョンソであること、幼い頃から愛しているのはソンジュただ一人だったこと、ソンジュに会いに行って車にはねられてしまったこと、そして幼い頃からミラとユリに酷いいじめを受けていたことなどを思い出していく。
記憶が戻ったチョンソは、過去と別れる為に大切なペンダントを捨ててしまったことを思い出し、河原にペンダントを探しに行く。
やがてペンダントを見つけたチョンソは、自分がかけがえのない人を忘れてしまっていたことを悔やみ泣き崩れる。
翌日、チョンソはソンジュに話を聞いてもらうためにグローバルランドへ向かい、ソンジュの元へたどり着いたのだが、言葉に詰まってしまいソンジュに真実を伝えることが出来ない。
そうしているうちに周囲に邪魔されて引き離されてしまう。
一方、壁画を完成させたテファは、すべてをチョンソに打ち明けようと決意していた。
そしてソンジュの元へ行き「今夜0時、あなたにあげるものがあるので、メリーゴーランド前に来てください」と告げ、チョンソにも「大事な話があるから12時にメリーゴーランドで待ってる」と告げる。
テファは、記憶を失っても尚ソンジュに惹かれているチョンソにソンジュを返してあげようとしていたのだった。
そして、テファはユリに「チョンソから奪ったものをすべて返してやれ」と言いに行く。
しかしユリは、今の地位やソンジュを諦める気など毛頭なかった。
0時、閉園後の誰もいないメリーゴーランドにチョンソが行くと、そこにはテファではなくソンジュがいた。
ソンジュはチスに、「今はチョンソではなく、キム・ジスさんを愛している。」と告げる。
チョンソはそんなソンジュを見て、自分がソンジュが愛し続けていたハン・ジョンソ本人であるとは言えず、代わりに「もし私が貴方を愛しているとしたら、受け入れてくれますか？」とソンジュに聞き返す。
もうチスのことは諦めなければいけないと決めていたソンジュは、自分を見つめるチョンソに動揺し言葉に詰まってしまう。
お互い愛し合っていると知った2人は、しばし幸せな一時を過ごす。 ソンジュは、チスと共にメリーゴーランドに乗り、「こうしてチョンソと2人でメリーゴーランドに乗りながら壁画を見せたかった」と告げ、それを聞いたチョンソは涙を流す。
やがてメリーゴーランドが止まると、ソンジュはチスの額にそっとキスをして、「こんなに幸せなのに僕たちは別の道を行かなければいけないんだね」と、自分をここに呼び出したのがチョルス（テファ）であることを告げる。
そして、チョンソに「チョルスを愛しているのか？」と問う。
チョンソもまたソンジュをみつめ「ハン・ユリを愛しているの？」と問い返すのだった･･･。
天国の階段 続きのストーリー
第10話 届かぬ思い
酔っぱらったチョンソは「私がチョンソなんです」と打ち明けるが、ソンジュは酒に酔ったたわごとだと思い信じてくれない。記憶を取り戻したチョンソはテファを責めた。テファはチョンソに「自分の本当の居場所に戻れ」と言うが、傷ついたテファを見てチョンソは去るに去れない。自分がいなくてはテファは生きていけない、と思ったチョンソは、今までのことを許し、テファの元に戻る。そして２人で再出発しようと言う。
第11話 テファの願い
海に向かうテファとチョンソ。ソンジュに真実を話し、自分は身を引くことを決意していたテファは、ソンジュに電話をして「チョンソを幸せにすると約束してくれ」と言って海辺の家の前にチョンソ一人を置いて立ち去る。 ソンジュはチョンソだと名乗る彼女を信じなかった自分を責めながら海辺の家へチョンソを迎えに行く。
第12話 運命の婚約式
ソンジュはチョンソへの思いを断ち切れずにいた。チョンソはソンジュと距離を置こうとするが、本心ではソンジュを愛しているので、強引なソンジュについつい流されてしまう。ユリは嫉妬の炎を燃やす。婚約式当日、チョンソはユリに「ソンジュを愛している」と宣言。ソンジュもユリに「君と婚約するつもりはない」と明言する。そしてチョンソに指輪を渡そうとするが、そのとき、会場に来ていたテファが贋作を描いた容疑で連行される姿を目撃する。チョンソは指輪を受け取らずにテファを追って会場を飛び出してしまう。
韓国ドラマ「天国の階段」のストーリー
韓国ドラマ「天国の階段」の相関図です。 ご覧の通り、４人の男女の「愛」が描かれています。
人生において「愛」とはなんなのか？ そして、生きていく上で本当に必要な事はいったいなんであるのか？
ある人は「愛」と言う、ある人は「権力」そして「富」だという人もいる。
「富」「権力」を持ち、「愛」を失った主人公ソンジュ（クォン・サンウ）
「富」と「記憶」を失い「愛」の記憶のみが残ったチョンソ（チェ・ジウ）
「富」に憧れ、「真実の愛」を見失うユリ（キム・テヒ）
「真実の愛」を信じ、報われない「愛」を貫くテファ（シン・ヒョンジュン）
４人の愛は、幼き時代から始まり何年もの年月をかけて育てあげられる。
