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第16話〜第18話

第17話 テファの告白

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数時間遅れてソンジュと待ち合わせをしたカフェにようやく姿を現したチョンソは、ソンジュの顔をじっと見つめる。
あとどのくらい視力を保っていられるか分からず、このままでは命すら失ってしまうチョンソ。
だがソンジュには何も言わず、代わりにソンジュの姿を脳裏に刻み込むかのように観察し、その頬に触れた。

そして、悲しい映画を見たいと言うチョンソの為にソンジュは映画を見ることが出来るバスを呼ぶ。
映画を見ながら一人泣きじゃくるチョンソ。
何も知らされていないソンジュは、チョンソが映画を見て泣いているのだと思い、子供をあやすようにチョンソを慰めた。
ようやく落ち着き、家の前に着いたチョンソにソンジュは「もうお前と悲しい映画は見ない、コメディなら泣かないからいいだろう。」と、笑う。
そしてチョンソがソンジュと別れ家に入ろうとすると、そこにテファが現れる。テファはチョンソを幸せにする為、すべてを話しに帰って来たのだった。

家の中へ入るとテファはハン教授に、5年前の事故の話や、小さい頃からチョンソとテファがミラとユリから過酷ながいじめを受けていた事などすべてをぶちまけ、チョンソの花嫁姿を見届けるまではこの家にいると宣言する。 そして、話を信じないハン教授に対しても「いつまで見て見ぬ振りをし続けるつもりだ?!」と怒りをぶつける。

5年前、事故に見せかけて自分を轢いたのがユリの仕業だった事を知ったチョンソは激怒し、ユリを問い詰め怒りをぶつける。
この期に及んでまだしらを切り通そうとするユリは「テファの話を信じるの?」と話がすべて嘘であるかのように言うが、チョンソは「世界中の誰が信じなくても私はテファお兄ちゃんを信じる、私が信じればソンジュお兄ちゃんも信じる!」とユリに猛反発する。
その後、屋根裏部屋に戻ったテファは、昔そうしたようにチョンソの似顔絵を描いていた。
絵を描いている途中テファがチョンソに絵の具を取ってくれと頼むと、全く違う色の絵の具を渡される。
しかも明るく電気がついている部屋なのに「この部屋は暗いから、電球を替えないと。」とつぶやくチョンソ・・・。
様子がおかしいことに気付くテファ。

翌朝、テファがおぼつかない足取りで出掛けるチョンソの後をつけていくと、チョンソが病院へ入って行くのを見かける。
その後の精密検査の結果、チョンソの目の癌は進行が早く近い将来失明してしまうこと、眼球摘出をしても治癒率は50%で角膜手術をするにも角膜を手に入れることが難しく、手術は更に難しいことなどを医師から聞かされる。 愕然として病院を出るチョンソ。
チョンソが出て行った後で心配したテファも病院に行き、チョンソの病名を聞き出す。

チョンソは絶望し、ソンジュに会う為に遊園地に行くが、ソンジュは未だ何も気付かない。
事情を説明しようとチョンソは必死でソンジュを追いかけるが、転んでしまいソンジュを見失ってしまう。
そして、後を追って来たテファがチョンソを助け起こすが、チョンソはもう放っておいてほしいと言ってテファを追い払ってしまう。
チョンソは愛する人たちすべてと別れる決心をする。

一方、会社では、みんなが雑誌に載っているソンジュとユリの結婚の記事を見ていた。
同じ頃ソンジュもその記事を見ていた。
そしてチョンソに記事のことは心配することはない、と電話をするソンジュ。
「心配などしていないわ」と、答えるチョンソ。

だが、チョンソは完全に失明してしまう前に会社を辞めてソンジュやみんなの前から姿を消すことを決意していた。
チョンソはソンジュには内緒でユリに辞表を出し、そして、ユリにソンジュを本当に好きなのか、幸せにできるのかと強く問いかけた。

その夜、チョンソは父を食事に呼び出し夕食をご馳走して、テファの話は嘘だから、と話す。

翌日、ソンジュと最期のお別れをする為にチョンソは美容室で、今までで一番綺麗にして下さいと頼み、出来る限り一番綺麗な姿をしてソンジュに会いに行く。 ソンジュは家を出る前、母に絶対にチョンソと結婚するので認めて下さいと、強い決意を告げる。

ソンジュに会ったチョンソは「今日は泣いたり怒ったりせず笑うだけにする」と微笑む。
壁画の前で記念写真を撮るが、チョンソはソンジュが変に撮れてるからと言ってきれいな自分の写真をソンジュに渡す。

その後、ソンジュと共にブライダルショップへ行き、ソンジュが選んでいたウエディングドレスを試着するチョンソ。

チョンソは、鏡に写るウエディングドレス姿の幸せそうな自分、絶望的な未来、ソンジュへの愛が入り混じり、涙が止まらなかった・・・。


天国の階段 続きのストーリー

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第18話 目を襲う異変

母の思い出が詰まった海辺の家でソンジュと一夜を過ごした後、チョンソはソンジュの前から姿を消した。チョンソの視力が衰えてきていることを知っていたテファは、チョンソと共に暮らし始める。テファは医師に会い、チョンソの病状が重いことと、5年前の交通事故で角膜を傷つけていたことが病気の遠因であることを知り、ユリに「チョンソに万が一のことがあったらお前とテ・ミラを許さない」と宣言する。

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第19話 ミラの計略

ソンジュと別れたが、ソンジュの姿を一目見たいと、遊園地に行くチョンソ。だが、すぐそばにいるのにお互い気付かずにすれ違ってしまう。一方、手術費用のため、贋作を描くことを承知したテファ。しかし警察に捕まってしまい、ソンジュにチョンソのことを頼むのだった…。 ソンジュが海辺の家を訪れると、チョンソは完全に視力を失っていた。言葉にできず、涙を流すソンジュ。チョンソを助ける道を求めて医師の元を訪れる。

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第20話 あばかれた真相

ソンジュとテファに説得され、チョンソは手術を受けるために入院する。ソンジュはチョンソをシネマ・バスに連れ出しプロポーズするがチョンソは重荷になりたくなくて承諾できずにいた。 テファはチョンソに「ドレスを着たお前が描きたい」と言い、チョンソにドレスを着せると、彼女を連れて結婚披露パーティの会場へ向かう。式が始まりソンジュはチョンソと結婚することを宣言する。

韓国ドラマ「天国の階段」のストーリー

韓国ドラマ「天国の階段」の相関図です。 ご覧の通り、4人の男女の「愛」が描かれています。
人生において「愛」とはなんなのか? そして、生きていく上で本当に必要な事はいったいなんであるのか? ある人は「愛」と言う、ある人は「権力」そして「富」だという人もいる。
「富」「権力」を持ち、「愛」を失った主人公ソンジュ(クォン・サンウ)
「富」と「記憶」を失い「愛」の記憶のみが残ったチョンソ(チェ・ジウ)
「富」に憧れ、「真実の愛」を見失うユリ(キム・テヒ)
「真実の愛」を信じ、報われない「愛」を貫くテファ(シン・ヒョンジュン)
4人の愛は、幼き時代から始まり何年もの年月をかけて育てあげられる。






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